Utakata.

さくのすけが綴る雑感ブログ

発達障害を疑っているので精神科受診してきた

タイトルの通りの記事です。

最初に結論を伝えておきますが、私はまだ発達障害だと診断された訳ではありません。

当たり前の事ですが初診だけでは診断出来ないので、まずは現在一番困っている事発達障害を疑っているという事、そして生育歴を心理士と担当医に伝えました。

日を改めて心理検査を受けるという事で納得し、何の処方もなくそのまま帰ってきました。

あと、心理士や担当医とかなり長い間話すので喉がとても渇きます。あらかじめ水を飲んでおくか、ペットボトル飲料を持って行きましょう。

後日に心理検査に関するレポートをあげるので、今回は初診に関する話をしようと思います。

 

 

予約

 病院によっては予約が必要な所もあるので、予め電話やネットで予約しておきましょう。

電話口で「本人ですか、家族の方ですか?」「お悩みは何ですか?」等聞かれる所もあるので、そのまま伝えて下さい。

色々な悩みがあると思いますが、現在一番困っている事(例:不眠、認知症など)を初めに言いましょう。

今はどこの病院も忙しく、初診の診察ですら数日待ちが殆どです。

私が行った病院は一番早くても二日待ちだったで、その間に自分の生育歴などを時系列に並べておくと、当日の予診(インテーク面接)がスムーズに進みます。

 

当日・予診

時間通りに受付を済ませると、まず初診票と問診シートを渡されます。

問診シートには、現在悩んでいる事や症状をなるべく具体的に書きましょう。

私は「過集中後の虚脱感で、何事も手につかない。常にぼーっとしていて、何もしていない現状に対して危機感が湧かない」「母に育児放棄され、虐待された記憶に苦しんでいる。時折フラッシュバックして、母への恨みと憎しみでパニックを起こし攻撃的になる」と書きました。

 

心理士の方と挨拶を交わし、案内された個室で予診(インテーク面接)が始まります。

何から話し始めようか迷いがちですが、最初はやはり現在一番困っている事から伝えた方が良いと思います。

不眠で悩まれている方でしたら、「夜になると不安になって眠れません」と具体的な症状を伝えて下さい。そこから症状の原因を探っていきます。

 

私は、過集中型のADD(発達障害)を疑っている事現在は虚脱感に苦しんでいる事を最初に伝えました。

そして次に、幼少期の出来事や環境を出来るだけ正確に話します。

・幼少期にあった奇行

・喋れるようになるのがとても早く、知能が同年代よりも高かった事。1~2回読んだものを完璧に暗記し、同じ時期に漢詩を三百首以上暗誦出来ていた経験。飛び級をした事。

・歩けるようになるのが同年代より遅くて、小さい頃から運動が出来なかった事(地面にボールを叩き付ける動作が何故か出来なかった。現在は走高跳と水泳以外なら人並みに出来る)

・周りからの評価や、幼稚園での人間関係など

過集中の特徴は幼少期からあり、おかしいと気が付いたのは特進科に編入した頃で、過集中だった時期と虚脱感に陥っていた時期なども出来るだけ正確に伝えました。

そこから自然と生い立ちについての話題に発展し、自分の生育歴を思い出せる限り話しました。

その場で話しても中々まとめづらく、時間列が飛び飛びになってしまって何度か心理士の方に質問をされました。

特に私の場合は少し特殊な生まれと育ちだった為に、心理士の方も若干混乱してしまい、きちんと全部正確に伝える事が出来ませんでした。

今思うと、あらかじめ生育歴を時系列に並べてまとめるべきでしたね。

覚えきれない場合はメモなどに書いてまとめて、当日はメモを参考に話していった方が余分な時間を取らないで済むと思います。

家族構成家庭環境親族に精神疾患者が居るかどうか大きなショックを受けた出来事(例:いじめ、死別など)など、正確な診断の為にもちゃんとそのままの事実を伝えましょう。

 

発達障害に関する診断ですので、特に母との関係について話しました。

母に育児放棄された事、殴る蹴るの暴行と精神的な虐待を加えられていた事、母の身勝手に人生を振り回された事などはもう自分の中で既に決着がついていて、落ち着いた気持ちで話す事が出来ました。

諦めにも似た感情で、私は既に母を許しています。

ただ、私が16~18歳の頃に母とその取り巻き達にされた事がどうしても許せなくて、今も私はあの頃の記憶に苦しんでいます。

今まで誰にも話した事がない程ショックを受けた出来事で、なるべく淡々と説明したかったのに、どうしても感情を抑えきれず涙が出てきてしまいましたが、幸い過呼吸には陥らずに済みました。

酷い人種差別に遭った事も、毎日のように汚い罵倒を受けた事も、唾を吐きかけられた事も、物を投げられたり直接暴力を振われる事も、気持ち悪いセクハラも今まで沢山経験して来ましたが、所詮“赤の他人”にされた事だから気にしないでいられたのです。

身内である母に裏切られた事が、私はどうしても許せなかったのでしょう。

 

当日・本診

予診が終わった後は待合室で暫く待ってから、改めて診察室に呼ばれます。

予診で一通り話しましたが、また同じような事を担当医に聞かれるので予診と同じく現在一番困っている事や症状を伝えてください。

予診で話し忘れた事、他に聞きたい事なども話しておくと良いです。

 

発達障害を疑っている事を担当医に伝えると、「今日の話だけでは診断出来ません。発達障害はすぐに診断出来るものではなく、また日を改めて心理検査を受けて頂く形になります」と言われました。

発達障害の診断の難しさは承知しているので、その旨を伝えると臨床心理士と予定を調整して貰えます。

そして担当医には「仮に発達障害だったとしても、あなたの場合は適性(恐らく社会適応能力の事だと思われる)が高いので、投薬治療などで改善する見込みも大いにあります」と伝えられました。

その時はかなり疲れていたので担当医の言葉は殆どうろ覚えですが、やはり発達障害の診断には消極的な態度を取っていました。そして言外に「ぼーっとして集中出来ないのはよくある事だ」と匂わされます。

個人的には変に同情されたりお世辞を言われるよりも、こうして淡々と慎重に診断して貰った方が楽なのですが、人によっては「理解されなかった」と傷付く事もあるでしょう。

 

集中した後にだらけてしまう事は至極一般的な事ですが、自分のように一度熱中すると風呂トイレ飲食といった生理現象を全く気にしなくなり、一週間以上も寝ずに物事に没頭するような事例は流石に常軌を逸しているのではないかと思います。

自分では症状の深刻さを伝えきった気分で居ましたが、軽々しく診断出来る病気ではないので担当医の慎重な態度も納得が行きますし、他の発達障害者の方と比べると遥かに社会で生きやすい事も事実です。

初診だけで判断は出来ませんが、もし担当医と相性がよくなければ変えて貰うか別の病院に行く事も出来るので、担当医のお話もそこまで深刻には受け止めていません。

 

最後に担当医に「ぼーっとして集中が出来なくなる事には、ホルモンバランスも関係している可能性がある」と言われたので、念のために血液検査をして会計を済ませました。

薬の処方なしでしたが、 金額は6080円。た、高い……! 血液検査って高いんだなぁ……(いつも献血の検査結果で免除して貰ってた)

 

後日に心理検査を受ける予約もしましたが、恐らく私は発達障害だと診断されないでしょう。

過集中をある程度制御出来るのも事実ですし、「自分である程度コントロール出来るのなら、それはもう“障害”とは言えないのではないか?」という迷いもあります。

そりゃあ発達障害じゃないのが一番ですが、診断されてもされなくても自分の現状は変わらないし、結局自分で自分を変えていくしかないです。

ストラテラ(アクセプタ)の処方で何らかの改善が見込めるかと思いましたが、実際はこんな感じです。

思い過ごしや勘違いで発達障害を疑う人も沢山居ますし、診断に慎重になるのは仕方ない事なのかもしれませんね。

 

遠回りでもいいので、ゆっくり一歩ずつ、自分の道を進んでいきましょう。

 

 

2016.03.24追記

心理検査の結果がでました

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