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Utakata.

サクヨシが綴る雑感ブログ

デジモンアドベンチャー tri. 第1章<再会>ネタバレ感想

 忙しさが少しだけ過ぎ去り、やっと落ち着いて休めます。

中々タイミングが合わず、残念ながら初日には見れませんでしたが、やっとtri.を見に行く事が出来ました。

 

 

チケットは予め予約していたので、開演30分前に発券機にお金を入れるだけ。結構見晴らしの良い席を選びました。

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エレベーターに乗って劇場内に入ると、窓口の横でtri.のパネルやフィギュアグッズなどが展示されていました。

売店にも行ってみましたが、パンフレットは売り切れ入荷未定だそうです。さすが。

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 微妙に高いと話題になっていた例のデジヴァイス。ボタンを押すとピカピカ光る上に、brave heartが流れ、「アグモン進化~! グレイモン!」の声も聞く事が出来ます。この出来なら、値段が高めなのも納得かも。

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 デジコレの展示。ウィザーモン&テイルモンの躍動感と表情がとても好きです。翻ったマントがかっこいい。

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 Tシャツとチャームアクセサリー。Tシャツはやはり実際外に着て行くにはきつそうなデザインですが、KODはシンプルだし、意外と変に思われないかも……?

 空とミミのグッズは携帯につけていても違和感なさそうですね!無印ではボーイッシュだった空が、こういう女の子っぽい蝶々のアクセをオシャレ携帯に付けるのって何だか新鮮です。「変じゃないかな……?」と悩みながら選んでいる姿が目に浮かびます。

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デジコレの展示ボックスの上には声優さんからの寄書きが!

今回起用された新しい声優さんは全員デジアド無印直撃世代だと聞いていたので、ちゃんと作品を愛している事が伝わってくるような和やかな絵は見ていて微笑ましいです。テイルモン少し太った?(笑)

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可愛らしくて微笑ましい寄書きとデジコレの横では、一番楽しみにしていたアルファモンとオメガモンのフィギュアが展示されていました。

劇場で本編を見てからもう一度フィギュアを見に行きましたが、劇中のシーンをそのまま再現したかのような臨場感ですね!オメガモンの格好良さに胸が熱くなります。

 

そしてフィギュア展示ブースの向かい側には選ばれし子供達とそのデジモンのパネルが!

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パネルには直筆サインも書かれています。もし周りにパネルを撮影されている方が居なければ、近付いてじっくり見てみるのも面白いかもしれません

ついでに、私の好きな光子郎&ミミのコンビをアップで撮ってみました。

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位置のせいか、光子郎がミミを見つめているようにも見受けられます。まだ本編を見てもいないのに、私のテンションはこの時点でMAXになりました。

場所の都合上これ以上右側に寄れなくて(ミミちゃんのお顔に館内の光がモロにあたってしまう為)テントモンはどうしてもパタモンで隠れてしまいます。残念だけど、こんなに大きなパネルを展示出来るスペースって中々確保出来ないし、仕方ないね。

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ちなみにパネルの上には特大ポスターが飾られていました。第一章からオメガモンVSアルファモンという構図に胸が躍ります。

 

会場を暫くうろうろしてから、やっとシアターへ向かいます。

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 <以下本編ネタバレ感想>

 

 

公開前は「思い出を壊されるかもしれない」「02最終回で決着がついた事をまた掘り起こして今更恋愛だの三角関係やられても……」「新しい声優に違和感ある」「ロイヤルナイツやX抗体の設定を初代に持ち込まれるのはちょっと……」という不安しかなくて、どんな酷い出来でもダメージ受けないように、見る前から最悪のシナリオをシミュレートしていたくらいでしたが、見終わった瞬間の感想は……

 

思ってたより悪くなかった

 

 

 

 

見る前は不安とか恐怖ばかりだったけど、序盤に流れたButter-Flyで全部消し飛びました。思い出補正って凄い。

「最悪ゴマモンと光ミミに萌えられればそれでいいや……」と失礼極まりない事を考えていたのに、物語が進んでいくごとに、どんどん引き込まれました。

「ONE VISION」がチラッと出てきた事への安心感というか「ああ、スタッフはちゃんとデジモンシリーズを知っていて、大切にしてくれているんだな」とホッと息を撫で下ろしました。

もちろん、これからあと五章も控えているので、まだまだ安心するには早いですが……

 

色々と描写が足りない部分とか、細かい所で「ん?」となる場面はいくつかあったけど、無印好きの私でもちゃんと楽しめたのが正直心底意外でした。どんな形であれ、またデジアドを見られるのはやっぱり嬉しいものです。

思い出補正なしで評価するとなると、やっぱり商法とキャラデザ・演出への不満を、思い出補正と懐かしい小ネタでギリギリ補えたという印象を持ちました。

顔のアップはやはりまだ違和感が拭えませんが、戦闘シーンはかなり力が入っていて、デジモン達はCGを使われている所為か、ちゃんと現実世界におけるデジモンの異質性を強調出来ていた気がします。確か、セイバーズでも同じような理由でデジモンのサイズが大きくなったんですよね。

 

日常シーン~アグモン出現までは少し冗長に感じられるかも?

クワガーモンは相変わらずのトラウマ要員ですね。個人的に無印1話よりも言い知れない恐怖を感じたのは、やはり現実世界に存在する身近そうな建物が容赦なく壊されていくからでしょうか。

あと、何らかのプログラムに感染したデジモンが以前よりも強くなっているという事は、予想通りX抗体デジモンだと見なしても良いのかな。

 

デジモンであるメイちゃん(メイクーモン)の持つ能力?も気になります。アルファモンの目的はメイクーモンを捕獲すること?

あと、02の子供達が倒されたシーンのアルファモンのシルエットが色んな所で「ガンダムガンダムだ」と言われていた所為でもう完全にガンダムにしか見えませんでした(笑)

 

02の子供達はD-3をアルファモンに狙われて襲われたのだろうか。その割にはタケルもヒカリもD-3を所持しているにも関わらずピンピンしているし……二人が特殊だったから狙われずに済んだとか?

全編通して誰一人大輔達の事に触れない事から、アルファモンに敗れた時に大輔達の存在が消されてしまって、歴史が改変されたのでしょうか。現実世界にデジモンが出現したのに、共にジョグレス進化した仲間である伊織と京子に連絡しないのもおかしい。

そもそも太一達が高校生になる頃って、本来ならパートナーデジモンを持つ子供がもっと多くなっていたはずですし、やはりtri.は02の歴史が改変された(=デジモン共存出来る世界の土台が消えた)状態なのではないかと。

でもそれだと、タケルやヒカリが当たり前の様にD-3を使っている事に矛盾が生じてしまう。都合良く記憶でも改竄されたのだろうか……?

 

まだ第一章しか出ていないし、考察してもキリがないので、キャラについての話に移ります。

「変わらない子もいれば、変わった子もいる」と言われていた通り、ヤマトが「変わらない子」だったのに対して太一は「変わった子」でした。

正直、太一があの事について悩むというのは意外でした。映画で色んな話を一気に詰め込みすぎたせいか、太一の苦悩が何だか薄っぺらく感じられてしまって……

そもそも、無印時代のミミの二番煎じという時点で、何かしら差別化を図るべきだったんですよ。それがこの映画で一番残念なポイントだと思います。

 

ヤマトは「音楽性の違い」の件からして、またへたれるネタキャラかと思いきや、まっすぐ自分の思いを突き通していて、終盤では逆に太一を引っ張るような存在になっていました。もしtri.が改変された世界(=タケルの書いた小説ではない)だとすれば、いよいよ「タケルはわざと兄をヘタレに書いている」説が濃厚に……

声優の細谷佳正さんが初代のヤマトに声を似せて演じていたお陰で、子供達の中では一番声への違和感が少なくて、本当に嬉しかったです。

太一が外交官になる伏線は本編で散りばめられていましたが、ヤマトの宇宙飛行士はどうやって辻褄を持たせるのでしょうか……

 

それにしても、タケルの兄貴呼びとお兄ちゃん呼びを使い分けていたのが印象的でした。流石に高校生にもなって、他人に「お兄ちゃんが~」と話すのは恥ずかしいのでしょうが、てっきりディア逆のような「兄さん」呼びだと思っていたのでびっくり。果たしてtri.でも再び暗黒進化した彼の姿を拝めるのだろうか……

 

ヒカリちゃんは電波さが少しだけなりを潜めて、年相応の可愛い普通の女の子になった感じですね。 歪みが発生した時の突風に、何かを感じ取ったように顔を強張らせていたので、ミステリアスさと不思議体質は健在でした。tri.ではタゴモンについて触れないのかな。

 

空は私服がどんどん女の子っぽくなっていて、時間に間に合わないと焦る所がとても可愛かったです。ヤマトと付き合っている設定はもしかして消えた……?

でも、太一が空をサッカーの試合に誘おうとしたメールの一文を悩んだ末にわざと消したのは「ヤマトと空の仲を邪魔したくない」気持ちの表れじゃないかと私は思ったので、第一章で触れられていないだけで、ヤマトと空は恋人関係なままかもしれません。

太一が空へメールを送るシーンを見る限り、恋愛的な好意は少なからず抱いていたのかな……?

「よかったら~」の一文を消したのは、二人の関係を邪魔したくないだけでなく、「今更俺が誘ったところで……」みたいな感情も入り交じっていたのかなぁと邪推してしまいました。

 

恋人と言えば、丈先輩にまさかの彼女が!!

あのシーンの皆の反応がとても好きです。劇場内も「!?…ザワッ…ザワ……」と衝撃を受けていました。

ディア逆に出てきた自転車の女の子だったら嬉しいけど、丈の彼女がどんな子か気になる……真面目で大人しい子? それとも意外に、活発で明るい子かな?

丈は第一章では受験について悩んでいて、ED後のシーンも不穏でしたね。第二章のポスター(ヴァイクモン映っている)を見る限り、次は丈にも焦点が当たりそうです。

第一章の太一のように苦悩し、そして仲間に支えられて自分の道を切り開けるのか見物ですね。

丈とゴマモンの掛け合いがとても好きなので、第二章ではまたあの仲良しな掛け合いが見れるといいな。

 

そして、私の大好きな光子郎&ミミコンビ!

光子郎とミミの声優さんが「変わっていません」と言っていた通り、本当に何も変わっていなくて安心しました!

光子郎のお父さんとお母さんもちゃんと同じキャラデザで出てきました。結婚記念日にこうして家族三人で食事に行くって、何だか素敵ですね。本当に優しいお父さんとお母さんで、だからこそこの二人に育てられた光子郎も聡明で優しい子に育ったのでしょう。血の繋がりなんて関係ない、本当の意味での家族になれたんだなと思うと、少しほろりとしました。

 

それにしても光子郎の烏龍茶好きは本当にブレませんね!(笑)

食事のシーンでは烏龍茶を英語で注文したり烏龍茶をおかわりしただけでなく、高架下で延々と独り言を言っていたシーンも、最初はデジモンについて話していたのに最後あたりは烏龍茶の原材料の話になっていて笑いましたwww

しかも、誰一人として耳を傾けていないという……声優さんお疲れ様です!

 

ミミは本当に変わっていませんでした!

まっすぐで明るくて、更に可愛さに磨きがかかったチャーミングガールとして登場しました。グミをデジモン達に分けるシーンは和みましたが、02メンバーに言及しなかったことから、記憶改竄もしくは大輔達の存在が抹消された可能性が一気に高まりましたね。

 

光子郎がミミを恋愛的な意味で意識し出すという、光ミミ好きの私には泣いて喜ぶほど嬉しいシーンがいくつもありましたが、最初に気持ちに気付いたのがミミではなく光子郎というのが少し意外でした。

ミミを意識して急にお洒落に気を使い始める光子郎の成長に、テントモンと同じ気持ちになって涙ぐみました。昔はあんなに鈍感で、ミミを泣かせたりしたのに、本当にかっこいい男の人に成長したんだなぁと思うと感慨深いです。

そしてチートも変わらず健在。劇場内のあちこちで小さく「すげー……」という感嘆の声が上がっていました。光子郎→ミミがとても初々しくてニヤニヤします。

光ミミクラスタは(02最終回から)約15年の時を経て、ついに報われました……tri.自体が改変・改竄された世界だとすれば光子郎からミミへの感情も最終的にはリセットされそうだけど

 

デジモン達の声優は無印のままでしたが、ほぼ引退状態の方も居るし、ブランクがあるしちゃんと以前の声が出るのか不安でしたが、実際の声は無印の時と寸分違わず。声優さんの凄さを改めて思い知らされました。

ゴマモンの「きちゃった!」は思わず「かわいい!」と声を上げそうになりました。

彼女か!ゴマモンかわいいよゴマモン!!ゴマモンが丈の彼女だったんだ!

BDを買ったら、気が済むまであのシーンを再生したいです。

お好み焼き屋さんでの女子会コント?も可愛かったです。急になうでヤングな若者風の口調になってて面白かったwww ピヨモンの好きなタイプはどんな感じなんだろう……

 

映画だからか、デジモンが技名を叫びながら攻撃する事はありませんでしたが、トゲモンだけ「チクチクバンバンー!」と言っていました。てっきりいつも通り映画では技名喋らせない演出かと思ったけど、尺が余っていれば喋らせるのでしょうか。

 

 

故意の演出か分かりませんが、CGや影の付け方の影響でデジモン達(特にアグモン)がゴツく感じられました。恐竜っぽさが増して「やはりデジモンは現実世界では異質な存在なんだ」と画風を通して突き付けられた気分です。

進化シーンで流れたbrave heartには思わず涙ぐみます。以前は横棒みたいなのがデジ文字と共に上がっていくのですが、tri.ではたまごに入り、そこから孵化するような進化バンクになっていました。進化中の体は青い背景に0と1が浮かび上がっていて、デジタル感が更に増しました。

そして、「○○モン、進化~!」とデジモンが叫ぶシーンに映るデジヴァイスの画面には、今まで通りの日本語と英語の上に、中国語(簡体字)とロシア語でデジモンの名前と進化の訳語が書かれているのが確認出来ました。

他の文字もないか確認しようとしましたが、画面からそれなりに離れた席に居たのと、デジヴァイスのアップからすぐに全体図にカメラが引いてしまった為、中国語とロシア語しか確認出来ませんでした。 

海外ファンが見たら絶対に感激する演出ですし、日本での上映(しかも期間限定)だけに終わらせてしまうのは勿体ない気がします。

 

第一章は、アルファモンに逃れられ、デジモン達に壊された建物をバックに太一が複雑な表情で空を見上げるシーンで終わります。

第二章ではデジモン達が、事情の知らない人間達から更に酷い言葉を浴びせられる予感がして心が痛みますね……劇中で、人間達に誤解されて落ち込むアグモンとテイルモンをありきたりな言葉で慰めず、「こんなに良い子なのにね~」と明るく言った太一ママには本当に救われました。いつまでも可愛くてお茶目な太一ママ大好きです。

 

EDはAIMさんの「I wish」でした!

他の映画だとEDが流れ出した途端に帰ろうとする人が結構居るのですが、デジモンの映画は皆席に座ったままEDを聞き入っていたのがとても嬉しかったです。ああ、ここに来ているのは本当にデジモンアドベンチャーが大好きな人達なんだろうな、と勝手に仲間意識を抱いてしまいました。

 

そして、第二章<決意>は2016年3月12日に公開。

ポスターには究極進化したデジモンの姿もあり、益々期待が高まります。マキさんのパソコンには大輔と賢(一瞬だった為他のメンバーは確認できず)がunknownと表示されていましたが、第二章のポスターにインペリアルドラモンが映っていた事から、第二章で大輔達の行方が判明しそうですね。

ゴマモンの究極体はゲーム通りヴァイクモンでしたが、テイルモンの究極体はどうなるんでしょうね。ゲームでは何故かオファニモンでしたが、個人的にはホーリードラモンがしっくり来ます。パタモンとテイルモンの究極進化は多分最終章付近だと思いますが、セラフィモンがまた敗北の歴史を刻む予感しかしません。

 

第一章<再会>は色々と不満もありましたし、演出が不十分でお粗末だった所もありましたが、総合的に見れば良い出来だったと思います。無印好きで、劇場版の出来をあんなに不安がっていた私でもかなり楽しめました。

この勢いを保ったまま、不十分だった所も改善しながら第六章まで完走して頂きたいですね。

私達デジモンアドベンチャーデジモンアドベンチャー02のファンにとって、デジモンアドベンチャーtri.が新たな良き思い出として記憶に残る事を祈っています。

 

(P.S.)

劇場版を見たあと、新宿マルイアネックス1Fにある期間限定ショップに寄りました。原画や場面カットは商品棚の上に展示されていましたが、かなり混んでいたので撮影できず。

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それでは、来年の3月12日を期待しながら気長に待ちましょう!

 

 

2016.03.16追記

第2章<決意>の感想レポはこちら

utakata.hatenadiary.com